シドニー五輪組織委とIBMがシドニー五輪のオフィシャルWebサイトを開設


ご参考資料

1999年9月17日



シドニー五輪組織委とIBMが
シドニー五輪のオフィシャルWebサイトを開設

オフィシャル・サイトで初めて全世界での広告およびスポンサー活動の機会を提供


[米国ニューヨーク州アーモンク 9月14日(現地時間)発]

 シドニー・オリンピック組織委員会(以下SOCOG)と同委員会のワールドワイドITパートナーであるIBM(R)コーポレーション(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、ルイス・V・ガースナー会長)は14日(現地時間)、2000年シドニー・オリンピックのオフィシャルWebサイト(http://www.olympics.com/)を開設しました。当オフィシャル・サイトは、オリンピック史上初めて、オリンピック・スポンサーだけでなく、インターネットを活用している企業にもオンラインでの広告およびスポンサー活動の機会を提供します。

 SOCOGは、インターネット広告を扱うPhase2Media社とBMCMedia.com社を運営しています。SOCOGは、この2社を通じてオフィシャル・オリンピック・スポンサーにサイトの利用権を販売し、こうした企業が全世界向けに強力なマーケティング活動を展開できる機会を提供しています。 Phase2Media社は、ニューヨークを拠点とし、米国、欧州、ラテンアメリカでサイトを運営します。BMCMedia.com社は、シドニーを拠点とし、オーストラリアおよびアジア太平洋地域でサイトを運営します。提供するパッケージには、バナー広告権、サイト・コンテンツに対するスポンサーシップ/参画、e−commerceの機会、リサーチ支援などが含まれています。

 オフィシャル・サイトでは、インターネットを事業に活用している企業も、サイトの利用権の「入札」に参加することができます。例えば、書籍や音楽、花のオンライン販売を行う企業や、オンラインで検索やオークションを行う企業は、サイト上でのブランド宣伝や商取引による利益が期待できる、オフィシャル「カテゴリー」の権利入札への参加が認められます。当サイトには、サイトが終了するまでに累計で、10億ページ・ビュー以上もの登録があると予想されています。

 「2000年シドニー・オリンピックのオフィシャルWebサイトでは、豊富な競技種目と強力な双方向のマーケティング・プログラムを提供しています。Web上でこれまでにないような楽しい経験ができるでしょう」と、SOCOGのインターネット・プログラム・グループのマネジャー、マーク・ジャクソン氏は語っています。「IBMと私どものインターネット広告会社2社の参加により、これまでになく強力な世界的双方向マーケティングの機会をスポンサーに提供し、オリンピックへの投資を活かせる体制が整いました」

 ジャクソン氏は、サイトへのアクセスの35%超が米国以外からのものと見込まれるとして、サイトが世界的な規模で利用されることを強調しています。

 2000年のシドニー・オリンピック開催をちょうど1年後に控え、新たな装いと使いやすいナビゲーション機能が加わった当オフィシャルWebサイトは、ファンが探しているお目当ての競技ページをこれまでになくダイナミックに、オンラインで提供します。コンテンツは、今後ますます充実した内容に逐次更新され、最高潮に達する2週間のオリンピック期間中には、世界各国の数百万の人々に「仮想オリンピック観戦席」を提供することになります。

 オリンピック期間中、オフィシャル・サイトは今まで以上に充実した結果をリアルタイムで提供します。当サイトは、IBMリザルト・システムから直送される各競技の総合的な公式結果と統計情報を入手することのできる唯一のWebサイトで、これらの情報に選手別、国別、種目別にアクセスすることができます。

 また、ファンはシドニーの「バーチャル」ツアーを楽しんだり、バーチャル・リアリティー3Dテクノロジーを通じて、各競技について知ることができます。逐次更新されるオリンピック競技、オリンピック・パーク、シドニー市のWeb Cam写真を含め、競技中にサイト上に表示される22,000枚以上の写真にアクセスすることができます。オンラインのオリンピック・ストア経由で限定版競技グッズを眺めて購入したり、観戦チケットを購入したりすることもできます。

 オフィシャル・サイトは各国のオリンピック参加全選手に関するきめ細かな情報や全オリンピック会場の情報、AV機能、過去のオリンピックの歴史的瞬間のハイライト、双方向のゲームや各種イベント、充実した双方向キッズ・セクションなど多彩な機能を揃えています。

以 上


IBM は、IBM Corporationの商標です。






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