今週のごっつええ詩
BACK NUMBER





ハチミツとクローバー/羽海野チカ







ELLEGARDEN 細美くんの日記より







ハローグッバイ/YUKI





Good morning kids
How do you feel to have been slid out to this world
I wish it was not so bad
But I think no way you feel that way
You'd come to know as you grow up
This world is full of shit
So I wish you don't grow up
And I wish you don't get hurt
And I wish you don't notice that the world is shit
And I wish you don't be sad
But I'm not so afraid 'cause you won't be like me


Good morning kids/ELLEGARDEN



寄生生物なんざ必要ねえのさ!
人間はもともと共食いするようにできてるんだよ
何千年もそうしてきたんだ!
それをいきなりやめようとするから50億にも60億にも増えちまう
このままじゃ世界がパンクしちまうぜ


寄生獣/岩明均



戦争は一国では成立せず、必ず相手がいるものなのに、軍備を放棄すれば戦争も放棄できる、と短絡できる人の思考回路とはなんなのだろう?


終戦のローレライ/福井晴敏



幸い、世界は争いに満ちている。
ドイツの日本が世界地図から消されて、この大戦が終わったとしてもだ。
人が考え、自我を持ち、自他を統べるために神や思想を求めつづける限り、この地上から対立が消えることはない。


終戦のローレライ/福井晴敏



あのバカが捨てた僅かな火種、
この世界を包む炎へ。

そう、独りの祈りと、
そう、ちぎれそうな愛。


(For)Anthem/100s



みんなの心の中にもきっとロックは住んでいる
そのロックはきっと言うだろう
やらなきゃならないことをやるだけさ

だからうまくいくんだよ


アイデン&ティティ/みうらじゅん



俺は駄目な男だ。
この世界に通用するわけがない。ぎりと奥歯を噛み締めながら、認められずに三十歳をすぎた男は、とたん、その黒い瞳に熱っぽい光を取り戻した。
ふざけるな。俺は駄目な男ではない。俺が通用しないわけがない。ガイウス・ユリウス・カエサルという人間を、誰にも否定させやしない。なんとなれば、俺は他の誰とも違う、特別な人間なのだ。

− そのことを分からせてやる。

凄むように呻いた時、後のガリア総督は、まだ一片の若さを残していた。が、世馴れた大人たちが無下に片づけるように、それは幼稚な無分別ではありえない。カエサルは思い出した。自分を諦めることのない、強靭な意志の力をこそ、人々は畏敬の念をこめながら、若さと呼び称するのだ。


カエサルを撃て/佐藤賢一



東西冷戦。
民族紛争。
果てることのない争いを横目にしながら、戦争を放棄できると信じて疑わなかった日本人の傲慢。
その結晶が自衛隊という組織のあり方だ。
守るべき国の形も見えず、いまだ共通した歴史認識さえ持ちえず、責任回避の論法だけが人を動かす。
国家としての顔を持たない国にあって、国防の盾とは笑止。
我らは亡国の盾。
偽りの平和に侵された民に真実を告げる者。


亡国のイージス/福井晴敏



思い出せ 掘り起こせ
土ん中に埋めたやつ
くだらなくて はずかしくて
そこに多分すべてがあったんだ

さっきはあんなに
怒ってたのに
嫉妬、ひがみもあんまり
長続きしない

セミだって花だって
悲しいと思える
人間の感性を
自分は愛している


ハミングバード/Syrup16g



僕にいわせれば、信者、つまり信じる者の条件は、従うことではない。
苛烈な疑義を呈することだ。神に、長に、目上の者に誠実に思いの丈をぶつける。
つまり、ただ単純に信じるという安楽な狡い境地、怠惰という悪徳に逃げ込まないことだ。
言われたことを素直に信じて擦り寄るだけならば、犬にだって信仰が持てるというものだ。
それは猿の宗教であり、犬の宗教だ。


ブエナ・ビスタ/花村萬月



最後の最後じゃあ人間って一人だよなあ、とか考えてた矢先にスピーカーから聴こえてきました。
偶然じゃないということですかね。


君の優しさにふれた日々が
今ここにいることの全てさ
悲しみ繰り返しても girl friend
平気さ 独りじゃないぜ

君の優しさにふれた日々が
今ここにいることの全てさ
悲しみ繰り返しても girl friend
平気さ 忘れないで


ガールフレンド/the pillows



置いてきた白 身についた黒 それを包み込む青


今、透明か/ACIDMAN



生は伝統の中にある。
人間の伝統、民族の伝統、学校の伝統等...
然し生の偉大さは国へのつながりにあると言ってよい。
生の発展ではなく継承にあるのだ。

私達はその伝統の中に於て如何に反逆してみてもそれは不可能である。
内村鑑三が「俺がこの国に生を受けたのは偶然であり、俺の与りしるところではない」などと言っても彼の血の中には受継された国の血潮がある。
そしてそれを否むことはできない。
人間の博愛などといっても、人間が伝統を否定し、歴史を無視して、世界人のモラルを確立することを願ったのは尊いことではあろうが合理主義の果敢な錯覚であり、没落であった。

生きている。
そのことは論理や主義に遊んじているには余りにも激しい祈りであり、詩であり、慟哭であり、そして決意であるのだ。
詩うこと、祈ることは常に批判を超克している。


戦争論3/小林よしのり
(実際の出典は「靖国の声に耳を澄ませて」/打越和子)



つらい出来事に胸を痛めても
その度に自分で道を切り開く
世界は脈を打ち 確かに形を変えていく

そして急ぎ足で私は運ぶ 自分が進む道の石
過去の笑い声も バカな時代も それほど大きな価値などなく
まぶしい日を私は信じ そしていつか死んでいこう
パンチを浴びたそれより重い 何かをやっと見つけた日


パンチ/大久保海太



美しい土 君はそこに ただいる事に大きな価値が
風に吹かれて目をつむるが だいたいのものは見えるぜ
豊かな光の様に降り注ぐが
つらい時のそれ程 厳しくはない


美しい土/大久保海太



僕は神様というのがあるかないか分からないけれども、ロマン・ロランの書いたものを読むと、ジャン・クリストフという男が、永遠というものを信じている。
読んでいると感化されて、僕も永遠というものがあるというふうに思い始めた。
永遠というものを信じられれば、神はある、すぐそばまで来たんだ。


小説 「ゲルマニウムの夜(花村萬月)」解説対談より



あなたの中にはずっとずっとずっと花が咲き乱れてる
枯れてしまう前に気付きますように


I Can Hear You/CORE OF SOUL




僕らの目から見える世界なんて そんなちっぽけなものなのだから
僕らはそれを切り開くためにナイフを探す
だけどそれを切り裂く事の出来るものは少なく
皮肉にもその弱さゆえに明日は守られてる でも
星たちは戦争が起こる事をいつも事前に知ってる
その中で僕らは何を自分と呼べばいいのか


みんなの歌/セツナブルースター



その手に掴んでる淡く弱く揺れる音
誰もが一つだけ強く強く守るもの

染まりそよぐ空の中 アレグロの鐘は響く
風は音となり弾け 水は気を仰ぎ揺らぐ

その音は輝いて 形など切り裂いて
いつか先を照らすように 力強く照らすように


アレグロ/ACIDMAN



試合に出てるんですけど、まだレギュラーじゃない。
だから、まずレギュラー取って、毎日毎日練習を大事にして、
お客さんたちが自分の試合を見てるとき、ちょっとでも、ホントのちょっとでも感動できたらいいなって思ってる。
練習一生懸命やって、その人たちをできたら1秒2秒…、うーん3秒ぐらい、喜ばせるように頑張っていきたいです。


サンフレッチェ広島 DF トゥーリオの台詞から




だいたい同じように 過ちの歴史は繰り返す
それに目をつぶるように なあなあにしてまた繰り返す

知らないことが多すぎて 知りすぎたことも多すぎる
知らなくてもいいことは
あるような ないような あるようで ないようだ


One Love/AIR



予想以上に、
予想以上に、
夢は夢で過ぎてく?
でも、どうだろう?
残るだろう?
そこ、ひとつ。
君さ。君の灯り。


新世界/中村一義



ここからそう遠くないだろう
観たこともない景色


SAKURAドロップス/宇多田ヒカル



悔やむことも当然
やりきれぬ思いも当然

失ったものは大きく
得たものは無い

だがこれは前進である
戦った相手が誰であろうとも
戦いは起こり今終わったのだ

過去を無きものになど誰にも出来はしない
この戦争の上に立ち生きてみせよ


ワンピース/尾田栄一郎



銀バエ2匹分の遺伝子を持つ我々は彼らのように自由に空が飛べない
浅草ではレッサーパンダが二本足で歩いている
我が国の歴史教科書は永久に改正を強いられるのだろうか


ゲバラとエビータのためのタンゴ/宮沢和史



駅へ急ぐスーツの人の Yシャツの襟が立っていて
それに気付いて直すとき 辺りをキョロキョロ伺って

まるで 自分を見るようで もどかしくて まいるなあ

格好つけて 強がって 理屈ばかりの俺です
無駄に焦って 取り繕って それすら認めません

あの人が会社に間に合いますように


家路をたどるランドセル 並んだ赤黒 二人分
「君が好きだよ」と容易く 目の前で言ってのけた

それは自分に 無いモノで 羨ましくて まいるなぁ

格好つけて 強がって 大人気取りの俺です
スナオな気持ち 言えないままで 笑ってみたりします

黒の想いが赤に届きますように


ベンチとコーヒー/Bump of chicken
2002/02/20




何ひとつ、言えなかったのは、
ただひとつ、伝えたかったから。

僕は死ぬように生きていたくはない。
そこで愛が待つゆえに。
愛が待つゆえに、立ち止まる。


キャノンボール/中村一義



「ぼくにいわせれば、そんなのは力をあらかじめ持った人間の贅沢な傲慢なたわごとに過ぎないけれど。あなたには分からないですよ。グイン。何も持ってない王の苦しみ、どん底の − 苦しみならばまだいいが、不愉快極まりない惨めでこっけいな自己嫌悪というものは。あなたの苦しみは英雄的なもので、それこそご立派な吟遊詩人のサーガにでもなりそうなものだ。だけど僕のは − 若造すぎて誰にも受け入れられない王なんて、しかも傍らにご立派すぎる宰相がおいでになって、それに全ての人気を奪われている国王なんて・・・ただの道化でしかないし、ただの道化に対してどれほど人がむごい仕打ちをするものか・・・そんなことは生まれついての英雄である貴方には想像もつかないだろうな。」


アウラの選択/栗本薫



その人達はなぜ気づかなかったのだろう
正常と汚濁こそ生命だということに

苦しみやおろかさや悲劇は
清浄な世界でもなくなりはしない
それは人間の一部だから...

だからこそ苦界にあっても喜びやかがやきもまたあるのに


風の谷のナウシカ/宮崎駿



生きていく意味を失くした時
自分の価値を忘れた時
ほら 見える 揺れる白い花
ただひとつ 思い出せる 折れること無く 揺れる

虹を作ってた 一度 触れてみたかった
大人になったら 鼻で笑い飛ばす 夢と希望
ところが 僕らは 気づかずに 繰り返してる
大人になっても 虹を作っては 手を伸ばす

幾つもの景色を 通り過ぎた人に問う
君を今 動かすモノは何? その色は? その位置は?

夢なら どこかに 落としてきた
希望と 遥かな距離をおいた
ほら 今も 揺れる白い花
僕は気付かなかった 色も位置も知っていた

虹を作ってた いつしか花は枯れてた
視界にあるのは 数えきれない 水たまりだけ
大事な何かが音も立てずに枯れてた
ブリキのジョウロが涙で満ちてった

まだ

虹を作ってる すがる様に繰り返してる
触れられないって事も 知りながら 手を伸ばす
名前があったなあ 白くて 背の高い花
枯れて解ったよ あれは 僕のため 咲いてた

気付くのが遅くて うなだれた僕の目が
捕らえたのは 水たまりの中の 小さな芽 新しい芽

生きていく意味と また 出会えた
自分の価値が 今 生まれた

枯れても 枯れない花が咲く
僕の中に深く 根を張る

ほら ここに揺れる白い花
僕は気付かなかった 忘れられていた名前
僕の中で揺れるなら
折れることなく揺れる 揺るぎない信念だろう


ハルジオン/BUMP OF CHICKEN



金曜日に真剣になって描いた絵を
土曜日に鼻で笑って破いて捨てた
何の進歩もないような日々は繰り返しみたいでも
僕を知らない間に変えているんだと思うけど


ただ時が経っただけで/森広隆



あれがダメだ、これがダメだ、ばっかだったら、もうホント、
オレのすべて、今のすべて、カラッポさ。

飛び込んで行こうよ、その手をかして。
飛び込んで行こうよ、見えるから。


ショートホープ/中村一義



ヨーロッパの近代主義が世界の植民地化という時代のうねりとしてアジアにも襲いかかった時、
自らをアジアの他の国々のように西欧の列強の植民地にしてはならぬと願って、
西欧の近代主義を敢えて取り入れ模倣から始めてその咀嚼に努めた日本の近代史は、
自らを巨大な軍事産業国家に育てる過程でいくつかの戦争を体験し、
そのあるものは結果として近代の必然悪である、西欧の列強と同じ植民地支配をもたらしました。
それは植民地化された相手から見れば明らかな侵略だが、皮肉というか滑稽なことに、
太平洋戦争の元凶として日本を一方的に裁いて断罪した東京裁判でも、
裁く側の戦勝国は日本を決して侵略と呼びはしなかった。
そんなことをすれば天に唾すると同じことになると知っていたからです。


亡国の徒に問う/石原慎太郎



疲れることとはこういうことなのか、とボールを諦めかけた時だった。
自分がへばっているなどと思うことさえ恥ずかしくなるようなその気迫に目が覚めた、
震えるものがあったと鈴木は振り返る。


中山雅史がかけた魔法/増島みどり



I'm not an angel like the one you thought I would be
I flew high up in the sky but it was because of you

I'm not an angel like the one you thought I would be
I don't deserve the blue sky or a real angel like you


Angel/CORE OF SOUL




「いつかは、とどく」
「何が、ですか?」
「祈りが、だ」
イグナシオは口の端を歪めた。正直に言った。
「俺は祈ったことがありません」
「聖堂で跪くことが祈りではない」
カダローラは言い、ゆっくりとドアを閉めた。


イグナシオ/花村萬月



なんでもないごくあたりまえな事
例えば子供等の遊ぶのを見ていて
胸いっぱいにあふれてくるものについて
誰が正確に述べる事ができよう
それは人の内にわいてくるのではなく
ひとつの宇宙のように人を外から包むのだ

秋の陽に照らされる一枚の枯葉が
すぐに朽ちて忘れられるものでありながら
私たちの目と手と心に
どうしようもなく触れてくる今日
青空のように限りないものに抱かれて
言葉なき嬰児である私たちに
ただ無力な双手を生きとし生けるものへと
差し伸べることだけが許されている


憐愍/谷川俊太郎



ねえちゃんと魚を食いながら
俺は毎日少しの魚と本を読む
布団一枚分くらいの場があれば
生きていけるんじゃないかと思った。

ねえちゃんに話すと、
「それはいい。大変いい。」
と笑ってくれた。


ぼくんち/西原理恵子



ただもし僕にも うたがうたえるなら
まだ生きてる事が 許されるなら
僕は僕のために 自分を削って燃やすよ
誰かの心に一瞬でも 響いたなら
僕はこの世界に 生まれてきてよかったんだね・・・?


澄み渡る空、その向こうに僕が見たもの/fra foa



安心で塗って毎日は流れた
「よかった」
そんな気がしながら
”安心がきっと毎日を似せてる”
ずっとダレてもつれていた


FAIRWAY/supercar



そよぐ風でいたいよ めいっぱいの
泳ぐガキでいたいよ 精一杯の

そういつまでも 想い尽きぬよう
通り過ぎてゆく今日が
思い出になると言えど


その日、三十度以上/GRAPEVINE



”あいしているの?”と彼女はいう
いつもうまく 返事はできない
”シケた顔をするな”と友達はいう
タメ息はもういい そろそろ行かなくちゃ

”大人になれよ”と誰もがいう
ぼくにしか見えない ユメはもういい
”ゴメン”と口ぐせのように僕はいう
言い訳はいい そろそろ行かなくちゃ


そろそろいかなくちゃ/スガシカオ



クロだったものも、シロに化かす、ホント、
素晴らしき世界だね。
忌まわしき世界だね。

アホな僕らを、太陽がのぞく、
素晴らしき世界だね。
素晴らしき世界だね。


素晴らしき世界/中村一義



合わせてばっかいんな...。
いっつも息を殺して...。
一人でも行くんだ。
あんたに言ってんだ。



威風堂々/中村一義



もし君の声が枯れ果てたら、
オレが歌で叫んでやる。



虹の戦士/中村一義



君の髪にふれるだけで 僕は体が熱くなってくる
欲望なのか愛なんだか 答えはいつも出しあぐねるけど


中央特快/オータムストーン



「地上には永遠の王国も唯一の王国もなければ最後の王国もなかった。最初の王国はあったけれどもな。そして聖なる王国も、滅びてはならぬ王国も - これだけが正義の王国だというような王国もまた存在しはしないのだよ、サラエムのヴァレリウス。」


試練のルノリア/栗本薫



個と公は対立させるものではない
公が個を支えている

個人が公に権利だけを主張する昨今では
個人は公を守る義務すら負わないのだろうか?


戦争論/小林よしのり



「王子よ あなたは貴族の庭園から生まれたどす黒くみにくいゾウと
ごみ捨て場から生まれた白ゾウとどちらをうやまいますかな?
白ゾウでしょう」

「ごみためから白いゾウなど生まれるものか!!」

「しかしその白いゾウはあなたを生んだ!!
ごみ捨て場で生まれようと庭園で生まれようとゾウはゾウなのです!
人間も同じだ
母君は奴隷だったといわれるがどう生まれようとどういう身分だろうとあなたの母親は母親だ
何が恥ずかしいのか!?」


ブッダ/手塚治虫



僕はパンケーキの上のバター
嘘はつけないので溶けてゆく
まるで絶望の淵に咲いたフラワー
この歌を愛しき君に 君に


flower's on the edge/the autumn stone



僕らの影に光が降るわきゃ、ない。
心を探り、想像止まりでいる光を、目の前に。


あえてこそ/中村一義



恋は昨日よりも 美しい夕暮れ
恋は届かない 悲しきテレパシー

恋は待ちきれず 先急ぐ桜
恋は焼きついて 離れない瞳


恋は夕暮れ/スピッツ



同じ年代の集まりの中では一番になりたい。
なるためにはどうするのかを考えてる。


中村俊輔




僕は、何に最敬礼してるんかわかっていたいんや


少年H/妹尾河童



私、音楽自体にはそれほど期待していない、というかそこまで聞き込んだりしなくても
ライブとかに行かなくても良い、ということが分かってきた。
その時々で 自分が気持ち良くなるための道具として必要ではあるけどね。
なかなか 自分が好きなモノをみつけるのは難しい。
バランスとかね。
ふくまっちはどう?

何が足りない?


坂本倫子からの手紙より抜粋



君に足りないものが/もしあるなら/
他人には そう/他人には見えない/
話してよ/話してない事を/失くしてないその素顔で/
その目に映るまで


想うということ/GRAPEVINE



記憶というのは文章でいうなら それは行間のようなものです
どんな言葉より本当の気持ちが そこに込められてます

思い出というのは何かのきっかけで よみがえった記憶のことです
隠さずにいえば僕の場合には 君のことをさします


セピア/堂島公平



涙では救えない悲しみは 僕たちの未来で消してしまおう
もう二度と 二度と 間違えないように


さあいこう/Wyolica



またとてつもなく不安になってしまうと
在るべき形を必死に探そうとするの


あるべきかたち/swinging popsicle



生物が滅びて また現れて 進化して 栄えて 滅びた...
火の鳥の目の前で何度繰り返されたことだろう...

そして何度目かの人間が今また同じ道を歩もうとしている

火の鳥はいつも思うのだ
高等な生物だったこともあった
ここではどうしてどの生物も間違った方向へ進化してしまうのだろう

人間だって同じだ
どんどん文明を進化させて
結局は自分で自分の首をしめてしまうのに
「でも今度こそ」と火の鳥は思う
「今度こそ信じたい」
「今度の人間こそきっとどこかで間違いに気がついて...」

「生命をただしく使ってくれるようになるだろう」と...


火の鳥(未来編)/手塚治虫



ハニーハニー 本当のことを教えてよ
神の気まぐれ 箱庭の中
ハニーハニー 隠れた力で飛ぼうよ
高く 定めの星より高く


ハニーハニー/スピッツ



一枚の葉にとらわれていては木は見えん
一本の樹にとらわれていては森は見えん
どこにも心を留めず
見るともなく全体を見る

それがどうやら「見る」ということだ


バガボンド/井上雄彦



With love, I do pray 僕は祈り捧げる
すべての願いが星になる夜
That's much true to say 君の元に届け
光の滴が僕らを満たす That's true


TRUTH/SCUDELIA ELECTRO



カシミヤの衣擦れ 止まれ時計の針
僕の心だけここにずっと立ち尽くしてた


My pray/scudelia electro



そう、君ん中に溢れ出す世界に、決して消えない場所が。
それに 光当て、赤く 染め返せ!君に 出会いたい から。

ジュビリー/中村一義



朝顔咲いた なかなおりした
雨傘逆さま 鮮やかな花

ごはんがたけた/THE BOOM



「ピアノは調律した途端に、音が狂いだす」
相当酔っ払った頃に郁夫が声を強めて呟いた。彼のほうを見ると、瞼が閉じかけている。
「あれだけの力で弦を引っ張りあっているんだからな。どんなに調律したって端から狂っていくんだ」
独り言のように喋っている郁夫の横顔を僕は必死で見ていた。アルコールが頭の中を駆けめぐっていて、ちょっと動かすとくらくらした。
「すぐにまた狂うとわかっていながら、俺達はしょっちゅう奴らを調律するんだ。狂っては直し、狂っては直しさ。いたちごっっこだな」


アンチノイズ/辻仁成



グロテスクな子供たちのむれや
歩道に残った車の足跡
ぼやけ顔の月だけが

昨日残した
足跡をたどってゆく


青い魚/GRAPEVINE




日差しは影を呼び 暗闇に光が差す
二つの顔のように 何気なく

2FACES/SCUDELIA ELECTRO



誕生日も雨がふった
バースデイケーキをつくってきた女の
ストッキングに泥がはねて
虫がわいてるみたいになった

僕は体を求めるふりをして すぐ脱がせて やぶいてすてた


たいくつ/ゆううつ/スガシカオ




ここに立ってる意義が欲しかった だから僕等必死で戦った
勝ちとった 小さなプライドポケットにつめ込んで

またここに立ってみる 少し誇らしげな顔の自分がいる
満面の笑みを浮かべているキミ達がすぐ目の前に見える


Viva la revolution/Dragon Ash



彼らは言うんだあれは赤だって
口をそろえて言うんだ 考えもせずに

彼らは言うんだそれは青だって
疑ったことはないの?違うって事に

赤を青に変えたいとは思わないかい
色なんて二の次だと気付かないかい

本当にそんな風に思ってるのかい
何が大事なのかに気がつけないかい

思わないかい/I.M.F.Unit




「NO SMOKING」?
「NO PARKING」?
「NO DRINKING」?
「NO SEX」?
「NO KISSING」?
「NO DANSING」?
NO! I CAN'T
NO!! I CAN'Y STAND IT

I WANT EVERYTHING,
I NEED EVERYTHING,
AND I SING A SONG.
'CAUSE THAT'S MY LIFE
'CAUSE THAT'S MY LIFE
YOU KNOW,
THAT'S MY WAY.

「NO MUSIC」?
NO!! I CAN'T STAND IT!


SING A SONG/Cocko




いつからだろう
可哀想な自分に気付くのが上手になったのは

いつからだろう
傷ついたフリ見せんのが上手になったのは

いつからだろう
夜 上手にねむれなくなったのは

いつからだろう
色んなものポロポロ落としながら...でも
「それでも前へ。」って決めたのは

いつからだろう
手に入れたものが多すぎて あたり前に物事を
感じられなくなってしまったのは

いつからだろう
すべてがリアルじゃなくなったのは

いつからだろう
いつだって冷静でタフな
もう一人のボクをつくってしまったのは
...ああ..いつからだろう...

胸の内側が膿んで...かゆくて...それをにぎりつぶすように
「心を殺そう...」って決めたのは
涙とひきかえに...心とひきかえに...笑顔とひきかえに...

おどろくほど赤く大きく実ったその実は
哀しいけれど種を含んでいませんでした。
...けど、けれど土に落ち、腐ったその実は
それからずっとたった「今」
土を豊かにしました。
顔も知らない花たちをやさしく包んであげました。
あの、痛みや悲しみは、いつか、やさしさやほほえみにかわり、
ほんのすこしずつだけれど、
みんなを幸せにしました。

すべてを犠牲にしてでも「それでも」って、生きて来た事ってのは
無駄になんかならないんだよね?
「誰かを想う気持ち」ってのは
「優しさ」ってのは
「ありがとう。」ってのは
おみあげをつれて、また自分に帰ってきてくれるんだよね?
だってみんなの幸せが、ボクに笑顔をつれてきてくれたんだ。
「ありがとう。」「うれしい。」「ほんとうに、ありがとう。」
「...これからも一緒に。」
「ずっと...ずうっと...いっしょに...。」


スピーカーの前の君へ/19




父から得た揺るぎ無い誇り
母がくれた大きないたわり

キミにもらう温かいぬくもり
明日への糧に生き抜くために

Grateful Days/Dragon Ash




君の心の中に棲むムカデにかみつかれた日
ひからびかけていた僕の 明日が見えた気がした

誰かを憎んでたことも 何かに怯えたことも
全部かすんじゃうくらいの 静かな夜に浮かんでいたい


流れ星/スピッツ




私は、誰からも、救ってもらえない。救ってくれる人は、どこにもいない....。
「いるよ」
そっと背後から聞こえた。
「ここにいるよ」
もうひとりの声もした。
肩にぬくもりを感じた。

永遠の仔/天童荒太




Ah 上を見上げれば 届きそうな夢ばかり
ガラスの天井に顔を押しつけ

Ah 見上げているだけじゃ 俺は救われない
ガラスを叩き割り 手を伸ばせ

ガラスの天井/辻仁成




やがて沈むだろうこの星で
おでこ全開で走る

Armond/advantage Lucy




手に触れて目に見えるものは
土に還る

そこから見えるもの聞こえるものすべて
無駄になっても
そこから逃げ出して壊すものすべて
土に還る 還るよ

土に還る/Biscuit fan




そういつか何かが起こっても
大丈夫 あなたが大好きだから

重たい荷物を背負わされても
大丈夫 僕を変えられやしないよ

だいじょうぶ/the castanets




もう誰もカリスマを持ってない
神様も悪魔でもいいんじゃない
僕達はきっと 叶いそうにない夢を

信じない 信じたい まだ見たことのない奇蹟のように
信じない 信じたい 街中で叫ぶ政治家のように
鏡の中を探すよ

Believe/黒沢秀樹



昨日の問題は 今日の答えになってた
いつも間に合わせの解決だけど

ふとした瞬間に 君のことを想うだろう
ブルーを撃ち抜いて

                                      ブルーを撃ち抜いて/L-R



空はずっと見ている 限りなく広がって
小さすぎる僕らを 何も言わず見ている

なんて青いんだろ なんて赤いんだろ
どこまで行ったって何も無いくせしてさ

                               空/the castanets



恨みばっか買った気がした。
まぁいいかって,やっとここまでたどり着いた僕を褒めた。
不安に勝った,そんな気がしてきた。

最後には笑うといいんだった。

                                 Daydreamer/supercar



生きた証をたてようとした
それだけで少し誇らしげな態度

支離滅裂な行動
裏側にある自信は更に膨張

                                     Fever/Dragon ash



何か答えを教えてよと
なかば本気で祈ったのに

僕のブランコは揺れなかった
その日僕はとても寂しかった

                                         僕はそれがとても不思議だった/THE CASTANETS



哀しみと歓びの波間
に
流されない 夢を抱く

険しさも 頬笑みの欠片に
いつの日か 続いていく

                                         SPIRIT OF LOVE/SING LIKE TALKING



覚えていて。
成らないことを知らずにいた,目一杯の木の実を。

あぁ,何気に想う。愛といたように・・・。
愛といるように。

                                    いつも二人で/中村一義



鉄の扉こじ開けたら
僕を変える何かがあると聞いた

君と笑う みんな捨てて
街の音にもまれながら

                             胸に咲いた黄色い花/スピッツ



辿り着いた誰かが 残していった旗に
群がるなんて 下品なしきたりさ

来るべきときが来たら キミの立つ足元も
頂上なんだ それは間違いない

                     TRIP DANCER / the Pillows




If you don't know what you're missing
take my hands

If you don't know where to start
follow me


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何もかも叶えられる 君の魔法が朝を変える

何もかも色あせない 少しだけいびつに美しい


                       PLANET QUEEN / Spiral Life




目の前の欲しいもの 忘れてる捨てるもの

今はただ君の言う通り それがほんとの幸せなのかも


                       ソファ/斉藤和義



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