2004/08/17
Tue.
「アテネ関連 〜 超気持ちいい」

まあ、僕は五輪とか言われてもサッカー以外はあんまり興味ないです。
ただ、先にも書いたとおり、選考されて出場している選手が半端ではない努力をしていることは何となく理解できています。
そんな半端ではない努力をしている選手の中で金メダルを取る、その努力が実を結んだ時の感動。
それは当人以外は味わえないでしょう。

自分に克つという、その難しい所業を、北島くんはやってのけたわけですね。
(もちろん他にも、当然日本以外の選手にもやってのけている人たちはいるわけですが。)

そういう人たちを、僕は、素直に心から尊敬できます。
そして、心から祝福を。
北島くん、そして、結果は出なくとも、自分に克つことのできた全ての選手へ。

おめでとう。
あなたたちは、素晴らしい。



2004/08/15
Sun.
「アテネ関連 〜 頑張れニッポンって」

色んな企業が、アテネ五輪にかこつけて
「頑張れニッポンキャンペーン」
などと銘打って、自分のところの利益を上げようとしている。
彼らにしてみれば、アテネは単なる都合の良いアイテムでしかないということです。

一方、観戦している一般市民。
暇人がFAXなど送って、そこに「頑張れニッポン!」などと書いている。

おい。送ったおまえ。

お前自身が頑張れ。
あんたに言ってんだ。
あんたに。


選手は十分に頑張っている。
あんたに言われるまでもない。



2004/08/14
Sat.
「アテネ関連 〜 有害指定します」

巷では、お盆なるイベントが流行しているようですが、僕にはあまり関係がありません。
まあそれはバレンタインデーが僕に関係ないのとほぼ同じ理由によります(ちょっと違いますけど)。

それ以外に、アテネオリンピックが開会しましたね。
開会式より前に始まってる試合もありましたね。
特にサッカーにしか興味がありませんので、それ以外のスポーツ好きの方には申し訳ないのですが、
ここではあえてサッカー以外のスポーツ好きの方も読んでおいてください。

そんなクソみたいなスポーツ新聞を、目に入れたくもなかったのですが、電車通勤している都合上、どうしても目に入ってしまうことがあります。
記事は、3-4でパラグアイに敗戦した日本サッカー五輪代表のもの。

もう、どんな記事であったかを書くのも嫌なので書きませんが、応援というものの意図や意義をまったく理解できていない。
ただ負けたからこきおろしているだけ。
出場しているメンバーの頑張りや、日本国として参加していることの意味すら理解していない。
そういう人が記者になって、スポーツの記事を書いて、のうのうと出版しているわけです。
勝ったら勝ったで記事にして儲けるくせに、一体あの不実さというか、インモラルな感じはまったく許せるものではありません。
まあその記事を書いた人が別の国の人っていうなら、百歩譲って良しとしましょう。
しかしそうではないはずだ。

夕刊ゲンダイ。

僕は、何らかポリシーを変えない限り、貴方達の作る、この新聞を許しません。
日本にとって無益なばかりか、それ以上に有害です。
皆さんも書いていることを信用しないことは当然として、可能な限り買うことも止め、このような新聞が売られることをなくしていきましょう。

日本の図書や雑誌の有害指定の方法が間違っている好例です。



2004/08/05
Thr.
「霧の読書マイル、早くも挫折気味の巻」

いや、あのね。
もう二作目を読んではいるのですよ。
佐藤賢一著「二人のガスコン」。
いやー面白いっすねー。

これはね、上中下巻の三分冊だったのです。
やっぱねーいくら小金持ちとはいえ、新書で三冊はちょっとねー...
五千円くらいするしねー..

てことで今回、待望の文庫化!
おいそこっ
せこいって言うな!

オクシタニアと黒い悪魔はちゃんと新書で買ったよぅ

ニンニン





てなことでお茶を濁そうとしましたが、ちょっとこの及川光博「ココロノヤミ」は、
何だかサンチマンタリズムを呼び覚ましますねー。


F駅で降りた僕は右も左も分からないまま
教えられたビルへ向かおうとした
排気ガスと雑踏と猛暑の中
十数分の道のりは
今年の気分と我慢と靴底を磨り減らすのに十分な距離だった

次の日の朝
同じように磨り減らすことを諦めながら辿る道を変えたとき

生い茂る森と
森が創る木洩れ日と
老人が体操をする公園と
まだ人気のない澄んだプールと
セミの啼く声

汗をかくのも厭わない空間というのが
日本の風景の中には確かにある


ニンニン