ERA 2000年の日本の音楽家が僕にもたらしたモノ
大層なタイトルですが、まあ要は去年の邦楽がどんな塩梅だったのかというのをちょっと書いてみます。 そのための「入荷しました」ですからね、書かないと意味がないわけで。 でも、1月から12月で1年と区切るのもどうかなと思うわけですが、そういうこといってると始まらないのでとりあえず2000年1月から1年間の音楽ということで、よろしくお願いいたします。 で、いきなりつまづきそうなのですが、リストを見ると購入日が 1999/12〜2000/01/14 となってます(汗)。これは独断で2000年に入れてしまいます。 するとまず目につくのが、 BUGY CRAXONE(ブージークラクション) 1999年(一昨年)にシングルを3枚ほど出しまして。 これらが結構良かったのですね。 なのでかーなり期待しておりました。 期待しておりましたがワタクシテキには今一つでございました... まあ、実際の売れ行きはどうだったのでしょうか。 やっぱりね、続けたいんだったらある程度売れないとね、いけないわけですが。 そうすると売れてるものは全部が全部評価に値するものかというと、今のチャートなんか見てると全く、マッタク、そうではないですからね。 セロファン とにかく、そんな感想を抱きつつ、2000年には「fra foa」という対抗馬(?)バンドもデビューしてしまいました。フラストレーションの溜まっているブージーファンはひそかに乗り換えを考えていたことでしょう。 そんな中、ブージーは2000年の11月にセカンドアルバムを出しました。 僕個人の評価は見ての通りです。 2001年はどうなることか。次のアルバムまでは買うからね。 やりたいことやってくれ。 次はセロファンを紹介せずにはいられません。 1/18、これはメジャーでのセカンドアルバムになるんでしょうかね。ちょっと覚えてませんね。 インディーズ時代は、メンバー自らのかなりカワイイ熊さんイラストジャケットだったのですが、このアルバムではそれがなくなり、ちょっと悲しかったですが、中身は凄かったですね!これ! ジャケットなんかどうでもいいっす!中身が良ければ!というアルバム。これ、★五つにするかどうかで迷ったのですが、シングル曲がベスト曲というところで四つにしました。baby lightという3曲目がそれにあたりますが、この曲がすんごく良くて。これを超える曲がアルバムに入ってれば迷わず五つでした。 楽曲良し、曲順良し、歌詞は..ちょっと弱いですが、まあ五つですね。 次に出た(2000/10)ミニアルバムは手を抜いたのか?おう?という感じでした。 バンプ そして次くらいには、やはりバンプに触れずにはおれないでしょう。 僕は2000/02にFLAME VAINを入手していますが、バンプの波は既に押し寄せており、 この頃は既に名曲「ランプ」が世に出て噂になっていた頃です。そしてそして、ついに、2000/3月、フルアルバム「The Living Dead」発売。 敢えて★五つにはしませんでしたがこのアルバムは! 今考えると五つにしても良かったような気がする... 次にhikariとの出会いについて触れておきましょう。 知人に紹介してもらってその存在を知りました。関西ではヘビーローテーションにされていた曲、 「ライカ」 うなりましたね... すぐさまファーストアルバム「Goodbye Sputnik」購入。2000/04。 自分の中では★4つ半くらいですが、何というかスクーデリアエレクトロの得意とするようなエレクトロポップミュージックがあまり浸透していない世の中を考えると、一般的には★三つくらいなのでしょうなあ、という感じです。 ハイレベルです。このアルバムは。 ヒカリ この頃は星をつけていませんでしたが、その他には、ノーザンブライトとウィルベリー、そしてひふみかおりさんのファーストアルバム、オータムストーンとの遅れ馳せながらの出会い、斉藤一義とアドバンテージルーシーの僕からの離散、インディーズ界においては林邦洋や、ふれあい、古明地洋哉、GOING UNDERGROUNDなどは名前を挙げておかなければならないでしょう。 常々思います。 「シングルに頼るアルバムはいかん!」と。 そんな僕の願いを達成しているアルバム。 それが★四つ、五つなアルバムなのですが、★五つのアルバムは2000年は以下の通りです。これらに関してはもう、何も言うことがありません。 最後に、2000年を飾る素晴らしい五つ星アルバム達を紹介しつつ。 ○who said "La La..."?/Wyolica ○here/GRAPEVINE ○隼/スピッツ ○ERA/中村一義 wyolica 最後の最後に二点だけ。 サニーデイサービス。 「LOVE ALBUM」を出した後、2000年に解散。 悲しくはありますが、今までどうもありがとう。 そして、ラブサイケデリコ。 2001年、君たちからは目が離せなくなることでしょう。 2001/2/6現在ではファーストアルバムはすでにミリオンを記録したと聞いています。 それは僕の力ではないのかもしれませんが、僕の思い描く「あらまほしき姿」の一面と思いたいのです。
忌み嫌うもの/興味あるもの/欲しいもの/何かを犠牲にしてでも/芳香/異臭や悪臭/グロテスク/美しいもの/歪に美しいもの/雑音そして轟音/惹きつけられる音楽/どこでどのようにして僕は/それらの境界を敷いているのか/それを明らかにするための一環として/このホームページは存在します/そしてここを訪れた方をなるたけ僕の境界に近づける/楽して生きたいんです/目を逸らすつもりはないんです/こうなんていうか間接的に/あらまほしき姿に変わるようにできたらいいなと/思っています


のべ一万人来てくれた皆さんへの感謝にかえて

霧の二百哩